駐在帯同日記(アメリカ・ドイツ)

7歳と10歳まで日本産まれで日本育ちの息子達と過ごす、駐在帯同者のつれづれ。

食べ方も人それぞれ

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インド産まれのご両親がアメリカに移民としてやって来て、その元にミネソタ州、ミネアポリスで産まれ、シカゴの街で育った友人。彼女いはく、自分たちは、ファーストジェネレーション。彼女のオットさんは、アイルランドとポーランドにルーツを持つ。そして、インドも日本もアジアだから、私達はアジア人だよね〜って笑って言う彼女。今日は、NPOの仕事が休みで、彼女の子どもたちとうちの子どもたちは一緒に彼女の家で遊んでた。そして、用事を終えて迎えに行った私は、彼女と大人のplaydate。早速ワインとおつまみでもてなしてくれて、大人2人のワインタイム。2時間近くのお楽しみ。夕方からワインなんて、嬉しい♪ 居心地の良い彼女といっしょなら尚の事。

 

彼女が出してくれたおつまみの写真右横は、スナップえんどう(snappeas)は今が旬でお値段も花丸。でね、生のまま食べるんだって。ゆでて食べる事しかしらない私は興味津々でつまんでみた。逆に、ゆでるって??って彼女はビックリ。そして、そのまま食べてみた。生っぽい、当たり前か(笑)でも、なんとなく甘みが深い感じがした。ずっとゆでて食べてる身としては、生でそのままがぶっと食べる習慣がないもので、1つめはビックリしたけれど、そのうち慣れて来た。食習慣とは面白い。おなじものでも違う調理法。あたりまえっちゃ、あたりまえだけど、同じものを見て違うことを考える。発想の転換ってこういうことなのかなとふと思う。

 

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そして夜。ここ2週間、懸案事項だったFISへの願書をようやく全て揃え終えることができ2人分の登録が完了。1人でお祝い故、夕方にひきつづきワイン。で、飲みながら考えてた事。それは子ども時代の事。私は母が大好きだった故、仕事仕事で身も心も疲れ帰宅後愚痴をこぼす母のオアシスになりたいと、母の期待以上に知らず知らずの間に勝手に答えようとして生きて来たこと。なんでそんな生き方を選んだんだろうなって考えたら、単純に母の笑顔を見たかった、母の喜ぶ顔をみたかった。それが自分の幸せだと思ったから。それにつきると思った。でも、それが他人軸で生きる原点になってたことを今更ながら気づいた。遅いね。だから、私は息子達にそうなって欲しくないと願っている。同じ母と暮らしても、長男と次男では感じ方もそれぞれなのだろう。スナッピーの食べ方みたいに。どうしたら、人間同士よりよい関係をつくれるんだろう。まあ、こればかりは、本人達に尋ねてみるしかないんだよね。きっと。子どもは率直な意見を知っているし、知らない場合は知らないと答えてくれる。同じものを食べるにしても食べ方はひとそれぞれ。個別で感情的にならずに、対話を続ける事の重要性に今更ながら気づく夜更け。