駐在帯同日記(アメリカ・ドイツ)

7歳と10歳まで日本産まれで日本育ちの息子達と過ごす、駐在帯同者のつれづれ。

教育のビジョン

 これが夫婦で一致してたら、その家族で協力する方向性が見える。

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狙いを定めて、こんな感じ。

 

昨日、Davos conference world economic forum 2018で行われた

AlibabaのFounder,Exective chair person Jack Ma氏のインタビューを見た。

www.youtube.com

後半質疑応答で、40分過ぎた当たりからの教育に関する質疑応答がおもしろかった。

教育は、今重大な局面にある。知識偏重で機械と人間が競争するような教育を続けるなら30年後の未来は大変なことになるのが予測されると考えているとのこと。

 

30年後、ワタシ80手前。息子達40代。

20年後、ワタシ70手前。息子達30代。

10年後、ワタシ還暦手前。息子達20代。

5年後、ワタシ50代突入。息子達中学、高校生。

 

ITやAI、ビッグデータとか。私にはどんな風に進化するのかイメージが

ピンとこないんだけど、ようするに、それらに使われる立場ではなくて、

「利用」して生活を豊かにできる立場でありたいと思う。

 

となると「利用」可能な本物の情報を日本語であれ英語であれ他言語であれ、

それを手に入れる時、人間とコンピュータの最大の違いってなんだろう。

それは各々の人間が持つ倫理観を土台とした人格じゃないかな。

 

そういうものって、幼少時から青年期に至って人の中で培われると思う。

アドラー心理学でいう「ライフスタイル」ってやつ。

もちろん、いくつになっても人間は変化することはできると私は信じているけれど、

年取っちゃったら、そのぶん変化には時間がすごーく、かかるんじゃないかな。

 

いずれにしても子どもたちの教育に関しては、自分の受けてきたものは既に参考にはならないということを常日頃ともすれば忘れがちなので、気に留めていたいと思う。

 

なかなか、日々の細かいことは夫婦で伝達しあえるんだけど、方向性(ビジョン)を擦り合せておくと、自分の精神状態にいいということは最近分かった事。ま、これが子どもたちに良いかどうかは、本人達に尋ねる必要があるけれど・・・